植物 VS 昆虫

大げさなタイトルですが、植物と昆虫の戦いは身近なところで見られます。 クロウリハムシ。かわいい顔をしています。 このクロウリハムシやウリハムシが食事をする時に、いきなり葉を齧ると、植物は防御物質を分泌して、食べられるのを防ごうとするのだそうです。 円を描くように齧って防御物質を出させておいてから、円の中の葉を食べるようです。 これをトレンチ行動というのだそうです。   この…

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イタチのこだわり

林縁を歩いていたら、道路脇の湿地っぽくなっている草むらからイタチがザリガニを咥えて顔をのぞかせました。私の姿を見たイタチは、ザリガニを置いたまま逃げて行ってしまいました。ザリガニは傷もなく、ハサミを振り上げていました。 その場を通り過ぎてしまってから、待っていれば戻ってくるかもしれないと思い直し、待ってみることにしました。ザリガニは草むらに姿を消していました。 待つことしばし、イタチが姿を現…

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三つ巴

交尾中のペアに、別の♂が割り込んでくるという構図は昆虫に限りませんが…… コフキゾウムシは個体数が多いので、こんな場面も日常茶飯事です。 下に潜り込んで、ペアを引き離そうとしています。   コフキコガネはあまり好きではないと前に書きましたが、同じ「コフキ」とついた、コフキゾウムシはけっこう好きです。

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オオトリノフンダマシ

種類があまりにも多い蜘蛛は、ハエトリグモを主体に撮影していますが、例外もあります。 ナゲナワグモ科の ✖✖トリノフンダマシ を見つけると、嬉しくなります。 これはオオトリノフンダマシの♀。3枚とも大きなサイズで載せています。 昨季は「卵のう」までは見つけられたので、今季はぜひとも♂を見つけたいものです。

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居候も3年目

他の蜘蛛の巣に居候して、ちゃっかりおすそ分けに預かっているシロカネイソウロウグモを初めて見たのが2012年でした。  → こちら  あれから3年も経つんですね。 蜘蛛の巣にかかった獲物にアシナガバチが来ていました。 内蔵ストロボで撮っていますが、白矢印のところが白く光っています。 形がちょっと分かるようになってきて…… 白く光っていたのは、シロカネイソウロウグモ(白丸で囲ってあります…

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身を挺して

「身を挺して」とは大げさですが、林縁で立ち止まって撮影していた時に、ふと気づくと左手の人差し指の関節部に1匹の蚊がとまっていました。 きれいなものだとしばらくは見とれていましたが、「デング熱」という単語が頭をよぎり、思わず振り払ってしまいました。

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弱肉強食

クモの仲間はあまりに種類が多いので、ハエトリグモの仲間を集中的に撮るようにしています。この日、ハエトリグモの仲間が狭いエリアに何種類かいるという特異な場所がありました。 2匹のクモが対峙していました。 左にいるのはワカバグモでしょうか、右はカラスハエトリ♀。 争いが起きることを予測し、チャンスを逃さないようにしようと思っていたのですが、 睨み合っている時間が長かったので…… そばに…

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小さなゾウムシ カナムグラヒメゾウムシ

カナムグラは茎に細かなトゲが生えているので、うっかり素肌を触れてしまうと、みみず腫れになってしまいます。生えている場所には入り込まない方が良いです。 そのカナムグラに付くのがカナムグラヒメゾウムシ。「ヒメ」と付いているのは、体が3ミリほどしかないからです。2度目の登場です。昨年が初見でした。  →こちら  こんなに小さいのに、典型的なゾウムシの姿をしているのが嬉しいですね(^o^) …

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産み付けたのは誰?

甲虫の仲間はほとんどウェルカムなのですが、子どもの頃から好きになれなかったのが、このコフキコガネなんです。甲虫特有の光沢が無いというのが、その大きな理由だったのかもしれません。ですから「コフキコガネ」という名前は、小さな時から知っていました。 林縁を歩いている時に葉の裏にいて、わずかに姿を覗かせている甲虫に気づいて、枝を少しねじって姿が見えるようにしてみたら…… 街灯の下で死んでいるのは…

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コアジサシとシロチドリの雛

折損したSIGMAの望遠レンズの修理は迅速に対応していただき、8月1日に送付したものが、8月6日には修理完了で返送されてきました(^o^) めでたし、めでたし。交換部品の明細は修理表には書いてありませんが、塗装が剥げていたAF⇔Mの切り替えスイッチ類やバルサムも交換してくれたので、見た目、ずいぶんと若返りました。修理の間、PROMINAR500でコアジサシとシロチドリを撮影してきました。 …

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トホシオサゾウムシ

この時期、ハムシやゾウムシがいれば、まずまずの収穫があったと満足できます。 この日は、トホシオサゾウムシ。 体長は6~8ミリほどと、そう大きくありません。

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なんてこった! レンズがポッキリ折れるなんて

7月31日の朝のこと。暑くなってきたので撤収しようと、三脚にセットした SIGMAの150-500ミリズームレンズ付きのカメラを担いで歩き出そうとした途端、落下!   えっ? あり得ない! 何が起きたのか、すぐには判断できませんでした。それまで撮影していたので、三脚から外れてしまうことは考えられず……。カメラとレンズが別々に落下していました! 幸い、どちらも舗装道路脇の草が生えている地面に落…

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ツバメの塒入り

1万羽を超えるツバメが集まるというので、塒入りをまた見に行ってみました。 前に見に行ったときの記事は →こちら 葦原に流れ込むように集まってくるツバメたちが、前は右手方向から来ていたのが、今回はほとんどが左手方向からになっていました。薄暗くなる6時半ごろまでは数十羽が舞っている程度でしたが、その後、急激に数が増えてきて、10秒間に100羽を超えるツバメが次々に流れ込むように入ってきました…

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ハイイロチョッキリかな?

先月上旬に撮ったものの、同定作業が中断したままになっていました。 ツユヒメさんが「ハイイロチョッキリ」と載せた画像と比べてみると……どうやら同じっぽい。 前にも同定で悩んだのがいたなぁ……。 記憶をたどると、2013年のことでした。 → こちら この時の画像を今、見てみると、コナラシギゾウムシのようですね。 チョッキリの登場は初めてかと思ったら、そうではなくヒメケブカチョッ…

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ツミの巣立ち

虫話題が続いていたので、たまには野鳥も……。 撮影したのは7月20日ですから、すでに巣立ちが終わっていると思います。 この時は右側の1羽がまだ巣立っていませんでした。

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