子ダヌキに遭遇

いつも歩いている林縁の道、きれいに草刈り作業が行われてしまいました。 きれいになったのは良いのですが、刈り取った草がきれいに片づけられて生きものの姿が減ってしまいました(T_T) 早くも稲刈り。 「収獲」が少なく、移動しようと車に戻ろうとしていたときに、子ダヌキが……。 こちらを気にするふうもなく、だんだん近づいてきました。 あまりに無警戒に近づいて…

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オニヤンマ

悠然と飛んでいるオニヤンマ、飛んでいる姿をマニュアルで追いかけて撮るのはむずかしく、置きピンにして、そこに飛んできたときにシャッターを切るのが良いのでしょう……。 止まっているところに遭遇することが稀にあります。うれしいですね(^o^) 近づいても逃げませんでした。

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マルカメムシ

洗濯物を取り込んだ時に、くっついていることがあります。たたんでいるときに悪臭で気づいたときには時遅く、最悪(T_T)です。 マルカメムシは成虫、幼虫ともに、クズなどのマメ科植物を吸汁しますが、 この幼虫はイノコズチ(ヒユ科)にいました。周りにはクズが生い茂っていました。   イノコズチカメノコハムシを探している時に見つけました。 昆虫写真ランキング

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素性不明 ウスグモスズ

ウスグモスズに出合ったのは2度目でした。 産卵管があるので♀ですね。触角がとても長いんです。 日本で1970年に東京の渋谷区で発見され、日本でしか確認されていないのに、「外来生物」として扱われているようです。クサヒバリに似ていながら、♂は鳴かない(鳴けない)という、なんとも不可思議な生きもの。

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キノカワハゴロモ

ハゴロモの仲間で出合う頻度が高いのはアオバハゴロモ、ベッコウハゴロモ、アミガサハゴロモ、スケバハゴロモで、キノカワハゴロモにはシーズンで1度出合えればラッキーという感じです。   この日、久しぶりに出合えました。 キノカワハゴロモに最初に出合った時は、ミミズクと区別がつかなかったようで……(^_^;)  →こちら(他のハゴロモ類も並んでいます)

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ヒメウマノオバチ

急に涼しくなりました。このまま一気に秋になってしまう訳ではなさそうですが……。 今季もヒメウマノオバチには出合えたものの……。   産卵管だけでも15㎝もあるという、ウマノオバチ♀に出合いたいなぁ。

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顔がいくつもあるみたい ヤマシロオニグモ♀

ねずみ男に良く似ていると紹介したことがあるヤマシロオニグモの♂ →こちら ですが、 ♀は顔がいくつもあるように見えます。 顔といっても、ホントの顔ではなく、腹部の模様なんですけど……。 座禅を組んで、手を高く上げて祈っているように見えます。 このクモは色や紋の変異が多いようですが、茶色型の♀しか見たことがありません。というか、ハエトリグモ以外は見ないようにしているので、他の変異に…

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へえ~、そうなんだ、知らなかったなぁ。

最近は小さい昆虫を主に撮っていますが、あまり「獲物」がなかったこの日、ふと、「これは何なのだろう?」と前々から気になっていたことを調べてみようと思いました。それはふたつありました。ひとつは、クズの葉についた、この白い模様。 調べてみると、これは何度か記事として載せているクズノチビタマムシの幼虫がつけた痕で、幼虫は葉にもぐっているんだそうです(@_@)  へえ~、そうなんだ、知らなかったなぁ。…

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獲物(4) アブラゼミ

葉につかまったアブラゼミが動いていたので、気づきました。 ところが、腹と見えたのは、スズメバチのお尻でした(@_@) アブラゼミの足先が葉にひっかかっているだけで、動いていたのはスズメバチ。 前に回ってみたら……   すでに体の中身はカラッポになっているようでした。   アブラゼミの獲物という話ではなく、アブラゼミが獲物になってしまった話でした。

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獲物(3) ナガコガネグモ

クズが生い茂っている場所に、ナガコガネグモが巣を構えていました。 草むらを歩き回っている間に飛び出したアマガエルが、運悪く巣にかかってしまいました。 獲物にしては超重量級ですが、巣が壊れることはありません。 すかさず近づくと、お尻から糸を出して獲物をからげ始めました。 アマガエルはなす術なく絡め取られてしまいました。 とどめを刺したようです(T_T)

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獲物(2) ホソアシナガバチ

ホソアシナガバチが葉の上で獲物を調理していました。 獲物は何なのかを確かめる前に、目を離している間に運び去されてしまいました。 巣ではない所でたむろしている姿を良く見かけます。   黄色っぽいので、良く目立ちます。

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獲物(1) マミジロハエトリ♀

マミジロハエトリ♀がツマグロオオヨコバイの幼虫を捕まえていました。 首根っこをガッチリと捕まえ、これでは身動きが出来ないだろうと思っていました。 ところが、牙を立てられないので作戦を変更しようと思ったのか……。 離れた間に、オオツマグロヨコバイの幼虫はピンと跳ねて姿を消してしまいました。 ダメージは受けていなかったようです。 マミジロハエトリは、さきほどまで掌中にあった獲物…

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深度合成

体長数ミリの昆虫やクモを撮ろうとすると、真横からの撮影だとそこそこピントが合ったものが撮れます。しかし、こちらを向いていたり、後ろ向きだと、全体にピントを合わせるには、絞らなければならず、補助光が必要になります。フリーソフトで深度合成が出来るものがあるようですが……コンパクトカメラで深度合成をしてくれるものがあるというので試してみました。深度合成モードにしてシャッターを切ると、何コマか焦点を少し…

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クヌギの樹液に

この木でオオムラサキを見つけたこともあるのですが、今季は未だ……。 スズメバチと甲虫類が集まっていました。 コイツがいると、ビビッて近寄れません(^_^;) 左上にいるのはヨツボシオオキスイ。   ヨツボシケシキスイは良く見ますが、ヨツボシオオキスイは初見でした。 クワガタの♀。さて、何クワガタ?? オオクワガタかなぁ?? カブトムシやクワガタムシは、ツノや大顎がない…

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アメリカ原産 アワダチソウグンバイ

アワダチソウグンバイはアメリカ原産で帰化したそうです。   セイタカアワダチソウの葉にいました。 飛ぶかと思ったのですが……。 もうすこし拡大してみます。 大きさは3~4ミリほどしかないんです。 グンバイの仲間はどれも小さくて、少しの風でも揺れてしまうので、野外での撮影はむずかしいものがあります。前にヘクソカズラグンバイを紹介した記事は  →こちら  ツツジグンバイを…

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植物 VS 昆虫

大げさなタイトルですが、植物と昆虫の戦いは身近なところで見られます。 クロウリハムシ。かわいい顔をしています。 このクロウリハムシやウリハムシが食事をする時に、いきなり葉を齧ると、植物は防御物質を分泌して、食べられるのを防ごうとするのだそうです。 円を描くように齧って防御物質を出させておいてから、円の中の葉を食べるようです。 これをトレンチ行動というのだそうです。   この…

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イタチのこだわり

林縁を歩いていたら、道路脇の湿地っぽくなっている草むらからイタチがザリガニを咥えて顔をのぞかせました。私の姿を見たイタチは、ザリガニを置いたまま逃げて行ってしまいました。ザリガニは傷もなく、ハサミを振り上げていました。 その場を通り過ぎてしまってから、待っていれば戻ってくるかもしれないと思い直し、待ってみることにしました。ザリガニは草むらに姿を消していました。 待つことしばし、イタチが姿を現…

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三つ巴

交尾中のペアに、別の♂が割り込んでくるという構図は昆虫に限りませんが…… コフキゾウムシは個体数が多いので、こんな場面も日常茶飯事です。 下に潜り込んで、ペアを引き離そうとしています。   コフキコガネはあまり好きではないと前に書きましたが、同じ「コフキ」とついた、コフキゾウムシはけっこう好きです。

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オオトリノフンダマシ

種類があまりにも多い蜘蛛は、ハエトリグモを主体に撮影していますが、例外もあります。 ナゲナワグモ科の ✖✖トリノフンダマシ を見つけると、嬉しくなります。 これはオオトリノフンダマシの♀。3枚とも大きなサイズで載せています。 昨季は「卵のう」までは見つけられたので、今季はぜひとも♂を見つけたいものです。

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居候も3年目

他の蜘蛛の巣に居候して、ちゃっかりおすそ分けに預かっているシロカネイソウロウグモを初めて見たのが2012年でした。  → こちら  あれから3年も経つんですね。 蜘蛛の巣にかかった獲物にアシナガバチが来ていました。 内蔵ストロボで撮っていますが、白矢印のところが白く光っています。 形がちょっと分かるようになってきて…… 白く光っていたのは、シロカネイソウロウグモ(白丸で囲ってあります…

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