蕎麦を食べるように

ヨモギにハスジカツオゾウムシがいました。 ちょうど食事中で、葉の繊維が、まるで蕎麦をすすっているように見えました。 本物の象のように、口は口吻の付け根にあるように思いませんか? へぇ~、オマエの口は先っちょにあるんだ(@_@)

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セグロベニトゲアシガ

見たのは2度目のような気がしますが、…記事にするのは初めてかも…。 調べていくと、似たような仲間がいることにも驚かされます。   これが蛾なのかと最初は驚きますね。ニセマイコガ科に分類されています。   既成概念から外れた姿かたちをしているのを見つけると、うれしくなります(^o^)

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イソハエトリ♀

イソハエトリ狙いで海岸に行く事がなく、行った「ついで」に撮ろうと思っていても、シギやチドリが現われると、すっかり忘れてしまって撮り忘れてしまう……そんな繰り返しでしたが、ようやくお目にかかれました。 前中眼に私が写ってました。 照り付ける太陽の下では、♂を探す気力が消失してしまいました(^_^;)

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千葉市の鳥コアジサシ

「千葉市の鳥」に指定されているのがコアジサシ。しかし、市内での繁殖は激減しています。保護地域を設けても、相手は鳥ですから、なかなかニンゲンの思惑通りにはいきません。この日、若鳥中心の群れがいました。どこで生まれたの?と聞いてみたくなります。花火大会に出かけた海岸に、ロープで仕切られた一画があったら、そこは野鳥の保護エリアかもしれません。くれぐれも立ち入らないようにしてくださいね。

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奇跡?! 立て続けに2匹のタマムシを手づかみ

千葉のレッドデータブックでは「D」ランクに位置付けられているヤマトタマムシ。シーズン中に何度か遭遇するので、とてもレアという訳ではありませんが……。 イノコヅチカメノコハムシを撮影していた時に、大きな羽音をたててヤマトタマムシが飛んで来ました。旋回して、すぐ目の前まで来たので、素手でキャッチ!(^o^) 鞄の中に、コンビニのアイスコーヒーの空になったカップが入っていたので、仮の虫かごにしました…

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ん? 何の仲間? →タバゲササラゾウムシ

とにかく小さい。3~4ミリほどしかなく、これはいったい何の仲間なのかと考えながら、とにかく撮っていました。 真上から背面を撮ると、こんなふう。 うしろから見ると、こんなふう。 角度を変えて横から見ると、これはゾウムシ  瓢箪形で眼が大きくて……何とかたどり着いた名前が、タバゲササラゾウムシでした。 撮影対象がこんなに小さいと、それを手持ちで撮るのは至難……。 たくさん撮った…

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アケビコノハの幼虫 その後

寄生蜂に卵を産み付けられたアケビコノハの幼虫。「発見」時の様子は→ こちら。 「現場」近くに行くたびに、様子を見てきました。 「発見」した翌日。 「発見」から2日。 「発見」から3日目は「現場」に行かず、「発見」から4日目に行くと……。 なんとも無残な姿になっていました。

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侵入者へのアタック ヒメクロオトシブミの場合

ヒメクロオトシブミのペアが 揺籃=ゆりかご を作成中のところに、1匹の侵入者が……。 画面上が侵入者。侵入者に気づいた♂が、すかさずスクランブル。 図らずも、飛び出しが撮れました(^o^) 何事もなかったかのように、揺籃づくりを続けました。 圧力をかけただけで侵入者が退散することもあるんですね。 手持ち撮影、トリミングしています。

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取っ組み合い ヒメクロオトシブミの場合

今季の第二世代の成虫が繁殖活動を始めたので、林縁を歩いていても、足が止まることもしばしばです。 この日、ヒメクロオトシブミの成虫が1本の若木の視野に入るエリアに5匹いました。 そのうちの1ペアが揺籃づくりをしているところに、他の♂が乱入してきました。   背後を取った方が優勢だったようで、侵入者を追い出しました。   このようなバトルを、この日だけで何度も目撃しました。厳しい…

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早っ!! ハキリバチの早業

林の縁を歩いていたら……!!  これはハキリバチの仕業!!  ひょっとしたら、また葉を切りにやって来るかもしれないと、待っていたら……。 ハチの動きに、思わずブレてしまいました(^_^;) 2枚目の葉にやって来た時から、切って、葉を持ち去るまで、わずかに20秒。内臓ストロボのチャージが間に合わないほどの早業でした。 ハキリバチには何種類かいるようですが、これはい…

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トウキョウヒメハンミョウ 交尾

今の時期、たくさんいるトウキョウヒメハンミョウ。地味で1センチにも満たない大きさなので、散歩をしている人たちの目に留まることもないようです。 通路にしゃがみこんで撮影している姿は、けっこうヘンなのでしょうが、散歩の人が足を止めて「何を撮っているんですか?」と尋ねてくるのは稀です。ヘンな人とはかかわらない―「君子危うきに近寄らず」と思う人が多いからでしょうね(^_^;)

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見~つけた! アケビコノハの幼虫

関東は昨日、梅雨明けしました。 今日の主役はアケビコノハという蛾の幼虫。ユニークな模様で大好きなんですが、ここにはまだ2度しか登場したことがありません。前の記事は →こちら  自宅の庭にもアケビを植えてあるのですが、庭ではまだ見つけたことがないんです。 アケビの蔓ではなく、とても目立つところにいた! ひょっとして死んでるかと思って、枯枝を拾って突っついてみたら、動きました。 …

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アマガエル シュレーゲルアオガエル

草露に靴を濡らしながら田圃脇を歩くと、ちっこいのがピョンピョンと飛び出します。 葉の上にもたくさんいます。少し前は、まだ尻尾が残っているのもいました。 先月、見たアマガエル。自分より大きな(たぶん)セセリチョウの幼虫をどうするかと見ていたら…… さすが自分の体より大きいものには手を出しませんでした。 アマガエル百態。 さきほど撮って来た、シュレーゲルアオガエ…

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映画「アリのままでいたい」には、ガッカリ

映画館で映画を観た最後はいつだったか……思い出せないほど、何年も映画館という所に足を運んでいませんでした。 それが、「アリのままでいたい」という、昆虫撮影の第一人者、栗林慧氏撮影総監督の映画を観てみたいと思い立ち、夏休みになると子どもたちが多くなりそうなので、その前に観ておこうと……上映館を調べ、鑑賞券をネットで予約して……。 小さな上映場所がいくつもあるその映画館は、上映中の映画が何本…

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ツバメの塒入りを見ようと

長雨が続いた後は、一転して猛暑に襲われています。 この日、ツバメの塒入りを見ようと思い、日没後は機材も片付けて、100ミリF2.8のレンズ付を1台だけ持って、ふだんあまり見ない光景が見られるかと待っていました。 19時過ぎにサンカノゴイが舞い降りました。 「これはサンカノゴイだ」と主張しないと、何だかわかりませんね(^_^;) 何年か前、サギの塒入り調査の時に、空を覆い尽…

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夏にチュウヒが見られるなんて

猛暑なので、夕方から沼アジサシを探し始めたのですが……。コアジサシが増え、50羽ほどの群れになって飛び回っているのがときどき確認できるのですが、相変わらず遠い(^_^;) 双眼鏡ではハジロクロハラを見つけることは出来ませんでした。——と、遠くから飛んでくる大型の鳥の姿が見えました。夏のチュウヒでした。  カメラを構えていると、わかるんですね。コースを変えました。 絶好のチャンスだったのに、…

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最も太っている

図鑑には「体型はハエトリグモの中で最も太っている」と解説されている、カラスハエトリ。 前に「黒けりゃカラスか」と、♂を紹介したことがありました。自分で付けたタイトルを覚えていることはほとんどないのですが、このタイトルだけは良く覚えています。自分の記事を検索してみると、その記事は2010年の6月……ですから5年以上も前のことでした。 カラスハエトリ♂。    画像を比べると、今回の方が…

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イノコヅチカメノコハムシ 飛ぶ

ジンガサハムシ騒動が一段落しました。27の蛹のうち2つは変色してしまいダメになってしまいましたが、25匹が羽化し、元いた場所に放してきました。 羽化の瞬間は、結局見ることが出来ませんでした(^_^;) 「楽園」のヒルガオの葉は食べ尽くされてしまい、成虫はその場を離れて食草を探さなければならない運命のようです。 同じハムシの仲間で、イノコヅチを食草にするイノコヅチカメノコハムシも繁殖の最…

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横断中 サンカノゴイ

昆虫の記事が続いたので、たまには野鳥も……というわけで、少し前のサンカノゴイ。 舗装された農道を、歩いて横切ることがあります。 首を突き出している姿は、まるでタケノコが生えているようです。 いずれも土手上からの撮影で、トリミングしています。 画質は良くありませんが、ダブルクリックで大きくなります。

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