繁殖している? チュウヒ

この日、アマサギの姿が見られることを期待して、田んぼの脇の道を車で走っていたら……。突然、V字形の飛翔姿が!!えっ!と思いながらも、姿を追いかけました。一度は見失ったものの、次に舞いあがった時には、何かをつかんでいました。つかんでいたのはウシガエルのようで、畦に舞い降りました。 この翌日、移動した先でもチュウヒを見ました。その個体は羽の欠損部分がこの個体とは違っていたので、複数いることになりま…

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イノコズチカメノコハムシ

ムラサキシキブにいることが多いイチモンジカメノコハムシに比べると、二回りほど小さいのがイノコズチカメノコハムシ。 今の時期は、成虫と幼虫の姿を見ることが出来ます。 鏡に乗せて。 葉に戻すときに、ひっくりかえってしまいました。 幼虫は葉の上にいます。尻尾の先に脱皮殻を載せています。  不用意に葉に振動を与えてしまうと、尻尾を延ばしてしまいます。 昆虫写真…

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寝る子は育つ

茂みに姿を隠しているつもりのオオヨシキリの巣立ち雛。角度によっては、その姿が良く見えます。 せっせと親が餌を運んで来る間は、食べてしまってもすぐにおかわりをねだっているのですが―。 運んでくる間が空くと、まぶたが……。 目を開けても、眠気には勝てない……。 親鳥が反対側から餌を持ってきたので、受け渡しが撮れませんでした(^_^;) 次に見る時には、元気に飛び回っているこ…

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大小 ヨシキリ

6月に入って、コヨシキリとは3度、出合うことが出来ました。 6/1のは前にアップしたので、6/16撮影のもの。 6/22撮影。同じエリアなので、同一個体かもしれません。 オオヨシキリはたくさんいるので、この時期しか見られない巣立ち雛を……。 親に餌をねだる姿をたっぷりとご覧ください。ほぼ連続するコマ。500ミリ手持ち、トリミングあり。 2枚略。 巣立ち…

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まだまだ続く ジンガサハムシ

ジンガサハムシの「蛹」というものを見た事がないので、探しに……。食い荒らされた葉。食痕のすべてがジンガサハムシということはありませんが。全部の葉にいるわけではありませんが、この葉裏には3匹の幼虫がいました。とても小さいのを入れると4匹ですね。見つかるのは幼虫と卵ばかり。これは終齢に近いと思われる幼虫。中にはこんな個体も……。お尻の所に何かいます。 角度を変えてみると。何の幼虫なのでしょうか、攻…

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こっちに向かってくる! イタチ篇

ハジロクロハラアジサシとクロハラアジサシの小さな群れが近くを飛んでくれるのを待っていた時、サイクリングロードをこちらに向かって走ってきたのは、ニホンイタチ。体が小さいので、♀のようです。 時々よそ見をしながら、ヒョコヒョコとやってきました。 ほぼ連続するコマ。トリミングしています。3メートルほどまで近づいてきたときの数コマは、ピンボケでした(^_^;) この日も、ハジロクロハラ…

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おーい、乗せてくれぇ

土手から湖面を眺めていたら、船着き場の「定位置」に向かって泳いでいくモモイロペリカンが遠くに見えました。モモイロペリカンと行き違いになるように1艘の舟が漁場に向かって進み始めると……。 モモイロペリカンはあわてて舟を追いかけ始めました。 気づいた漁師さんは、舟の速度を落としたようです。 数枚略。 船首は風当た…

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ゴマダラオトシブミ 再見

ここには2度目の登場です。先月、揺籃(ようらん=ゆりかご)はたくさん見つけたのですが、その時期に成虫の姿を見つけられずにいました。 この日、コナラの2.5メートルぐらいの高さの葉に、成虫がいるのを見つけました。 落ちていた枯枝でそっとさわって、落ちてくるのを手で受けようとしたのですが、受け損なって、どこに落ちたんだか……(^_^;) その木には揺籃がたくさん。他に成虫がいないか探す…

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侵入者のヨシゴイに立ち向かうオオヨシキリ

半月ぶりにフィールドに行き、靄っている遠くを飛ぶクロハラアジサシやハジロクロハラアジサシを見ていたら、ヨシゴイが割と近くの葦にとまりました。下3枚以外は、ほぼ同率でトリミング。いつもより大きいサイズですので、ダブルクリックで大きくなりますが、画質は…(^_^;)です。 ヨシゴイが降りたのはオオヨシキリが巣を構える場所だったようで、オオヨシキリは、すかさず追い出しにかかります。   2羽が…

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1日遅れの満9周年

昨日がブログ開設満9周年でした。これまでは「誕生日」用に記事を用意してきたのですが、すっかり忘れていました(^_^;)今日はいろいろと動き回っていて、夕方4時を過ぎてから撮影に出かけました。撮影といっても、このところ野鳥撮影はしておらず、今日も向かった先は、ご執心のジンガサハムシ。 すべて鏡にとまらせて撮影しました。 今日は網を忘れずに持ち、ツユヒメさんの真似をして、鏡を持っていきました…

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ジンガサハムシの雌雄

交尾していれば、雌雄の区別は付けられますが、単体で見つけた時の区別は可能なのかなぁ……交尾中のペア。♀が♂を背中にしょったまま移動したときに、うしろ姿を撮ったもの。これだと交尾器がよくわかります。それなら、つかまえた個体の腹部を見ればわかるのではないかと、腹部のアップを何匹か撮ってみました。一同に並べて見たら、何かわかるかもしれないと思って……。比較しやすいように、向きが同じになるように変えてい…

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飛ぶぞ ジンガサハムシ

しっかりした三脚を持って車で行ってみたら、ふだんは止められるスペースに掃除会社の車がすでに止まっていて……ならばと迂回して反対側に回ると、そこでは線路際の木の伐採作業をしていて、止めようと思っていた場所には作業員が乗って来た車がすでに止まっていて……(^_^;) なんと間の悪いことが重なるんでしょう。止むを得ず、離れた空きスペースに駐車して、機材を担いで歩くことにしました。目的の場所に着くという…

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ジンガサハムシ 交尾・体色の違い(画像追加しました)

自宅から歩いても行ける場所で、素晴らしい「楽園」を見つけたので、しばらく通ってみることにします。初めは飛び立つ瞬間が撮れないかと、右往左往していたのですが、葉にとまった個体の向こう側に、葉裏にいる個体の足先がわずかに見えました。すかさず近寄りました。  この後10コマほどカット。葉裏に隠れようと……。 失礼して葉を裏返して。 別のペアも見つけました。 交尾中の2例を観察して、♂は金色に…

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ジンガサハムシがいる楽園

長い間、ジンガサハムシを見てみたいと願って、願って……念願かなって見られたのは5年以上後のことでした。その記事( → こちら )を書いたのが、2008年6月19日ですから、すでに7年も前!!それから後も、出合うのは、姿かたちが似ている、イチモンジカメノコハムシやイノコズチカメノコハムシ、セモンジンガサハムシ、ヒメカメノコハムシといった面々ばかりで、ジンガサハムシとの対面は実に久しぶりでした。 …

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近所にヘイケボタルはいるけれど……

ホタルの話題が増えてきました。近所にヘイケボタルが見られる場所があります。 林縁をマクロ目になって歩いていた時、葉の裏にとまっているのに気づきました。目を凝らして見ると、どうもホタルっぽい……   どうやら、ムネクリイロボタルという、幼虫は陸生のホタルのようです。

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オオナミモンマダラハマキ

林縁をマクロ目になって歩いていたら、葉の上に形は見たことがあるようで、色合いは見た事がない蛾が…… 蛾でわからなければ……ツユヒメさんが何度も紹介しているサイト「みんなで作る日本産蛾類図鑑」 http://www.jpmoth.org/index.html  形から見当をつけた「ハマキガ科」から調べ始めました。成虫の画像を50枚ずつ見ること10数回、出てきました(^o^)  …

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死んだふり

身の危険を感じると、死んだふりをする昆虫はけっこういるようです。 この日見つけたシロコブゾウムシも、そうでした。 不用意に乗っている葉を動かしてしまうと、死んだふりをします。 動き出すまでに、5分ほどかかりました。 動くといっても、ゆっくり、ゆっくりでした。 昆虫写真ランキング

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同じエリアにコジュリン、コヨシキリ、セッカ

県のレッドデータブックによると、コジュリンは「A」ですが、なかなか見られないコヨシキリが「D」……たくさんいるオオヨシキリと同じランクとは、ちょっと納得できないですね。ちなみにセッカも「D」です。   コジュリン。 コヨシキリの鳴き声は、残念ながら聞けませんでした。   元気よく鳴いていたのはセッカ。

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先月見たハエトリグモの仲間

クモはあまりに種類が多く、興味がまったく湧かない姿かたちのものもいるので、身近な存在のハエトリグモの仲間に絞っています。 枯れた葦にいたのは、マミジロハエトリ♀。 当地で良く見られるハエトリグモの仲間のひとつです。 葉の上にいたヒメカラスハエトリ♀。5/17撮影。 ヤジマハエトリ♂。5/1撮影。 シラヒゲハエトリ♀。5/13撮影。 同じ場所に居たのです…

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