十二単、金襴

「じゅうにひとえ」となると、平安貴族の豪華な衣装を思い浮かべます。「きんらん」といって思い出すのは……♪金襴緞子の帯締めながら 花嫁御寮は何故泣くのだろう……。これは蕗谷虹児作詞の「花嫁人形」の歌詞ですね。 イメージ的には豪華絢爛ですが、植物のジュウニヒトエはあまり目立ちません。 「きんらん」は金襴ではなく、金蘭ですが、木立の間で楚々とした姿は目立ちます。 キンランは次第に数が…

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