久しぶりのサシバ

谷津田で虫を撮っていると、久しぶりにサシバの鳴き声が聞こえてきて、近く(といっても距離はありました)の杉にとまりました。子育ても終盤戦のはずです。実際は、こんなに離れているんです。6月26日撮影。 サシバは数が減っているというものの、MFの往き帰りに通る谷津田近くの電柱にとまっていたり、昆虫撮影に通う谷津田でも姿を見る機会が結構あります。6月27日撮影。

続きを読む

コアジサシ 雛誕生

コアジサシの営巣地と採餌場所の間を横切ろうとすると、巣から離れていても威嚇されます。着ている服の色にも反応するようなので、できるだけ余計な刺激を与えないような配慮が必要です。雛は歩き回っていて、親と多少離れても外敵の気配がなければ大丈夫のようでした。いずれも大きくトリミングしています。

続きを読む

第一印象と基本

身近には、いろいろ面白い虫がいるもので……。 今日紹介するのは、一見するとアリのようです。大事に育てている大豆(枝豆で食べようと、大きくなるのを楽しみにしてます)の葉に、2匹とまっていました。 アリのようなクモだったら、ここに何度か登場していますし、クモの図鑑のアリグモが載っているあたりのページは何度も見ているので、アリグモの仲間ではない……ひょっとして✖✖かなと思ったのが第一印象でした…

続きを読む

ツツジの大敵

ツツジの葉がだんだん白茶けてきたなと思ったら、葉の裏を見てください。たいていツツジグンバイがいます。それは前に紹介したことがありました。  → こちら ツツジやサツキの葉が齧られているのを見つけたら、近くに幼虫がいます。それがルリチュウレンジ。 ミフシハバチ科のハチで、体型がボテッとしていて飛び方もあまり上手ではありません。そうはいっても、3枚目のシャッターを切った時には、飛び去って…

続きを読む

整然と並んで

ビッシリだと、一面に敷き詰めたような印象ですが、これはひとつひとつの間が保たれているので、整然と並んでいる印象です。 庭のブラックベリーの葉の上にありました。 樽形の卵で、几帳面に産卵するのはカメムシに多い気がしますが……。

続きを読む

田圃のセイタカシギ

これから田植えという、当地にしては遅い田圃でしたが、水を張ると、上空からだと目立つのでしょう。年に一度見られるかどうかというセイタカシギが降りていました。 この日は2羽いました。6月19日撮影。 翌日、通りかかると、田植えの真っ最中。お昼休みで作業が中断した田圃に、2羽いました。 バイクが通りかかると、飛び立ってしまいました。 頭上を飛んだので、フレームに入れるだけで精一杯(…

続きを読む

危うし コジュリン

毎年繁殖していると考えていた広大な葦原の葦が、この時期にすっかり刈られてしまっていました。これまでにも何度か刈られたことがありましたが、繁殖時期が終わりかけの時だったので、希少種のコジュリンやオオセッカは難を逃れていました。今回は6月上旬に刈られてしまったようで、子育てをしていた小鳥たちは大丈夫だったのでしょうか。 この日、近くの田圃の畦で、元気な成鳥の姿は見ることが出来ました。子どもに餌を運…

続きを読む

いないものだと思い込んでいた

こっちに向かって飛んできて、途中からハシブトガラスの追撃を受け始めた猛禽が何なのか、判断できませんでした。向かってこられると、焦りますね~。ずいぶん白っぽいと思いながら、「ん?ん? なんだ、これは??」と、つぶやきながら撮ってました(^_^;) PCに取り込んでみれば、な~んだ、ノスリではないですか。   カラスが登場したときは、頭上まで来ていました。 留鳥であっても、当地では田植えが…

続きを読む

巣立ちを迎えたツミ

巣内にまだ残っているようでしたが、3羽はすでに巣立って、近くの木にとまっているようでした。親が餌を運んでくる時まで待っていれば、その姿を見られたのでしょうが…… ♀親。  ♂親。 巣立った雛は1羽しか見つけられませんでした。 この日は野鳥調査の日だったので、このぐらいで切り上げて、集合場所に移動しました。

続きを読む

なんですか、その食べ方は!

食べ方の上手、下手というよりは、なぁ~んにも考えずに手当たり次第に食べてしまうから、こんなことになってしまうんです。 オオバウマノスズクサの枯れてしまったふたつの蔓。これだけあれば、1匹分の餌としては十分でしょう。それが、茎の途中からお構いなしに齧るものだから、その先が枯れてしまうんです。 犯人はコイツ。ジャコウアゲハの幼虫。 この個体は大きさからして、終齢幼虫にはなっていないようです…

続きを読む

オスクロハエトリのペアがいた

名前に「オス」と入っていることで、そのメスはどうなるのかとややこしくしているオスクロハエトリ。前に♂を見つけたときは、その金色に輝く体に魅了されました。 → こちら 。 別種と思えるほど違うという♀を見たいと思っていたら、ようやく見つけることが出来ました。 威嚇しているようなポーズ。 すると、葦の葉を丸めて糸でかがったところに身を隠しました。 そこが”住居”のようでした。ところ…

続きを読む

ミドリシジミ

翅を開いてくれないので自信がなかったのですが、閉じた翅の模様から、ミドリシジミと判断しました。県レッドデータブックでは「C」。 蝶を追いかけて撮っていないので、これまでに遭遇は一度だけでしたが、ミドリシジミと名が付くのは、日本に15種ほどもいて、通称「ゼフィルス」と呼ばれる金属光沢に魅了される人が多いのだそうです。 カワセミを撮ったことがキッカケで野鳥撮影に入ったという人が多…

続きを読む

ご近所のアオバズク その3

抱卵期間と育雛期間を合わせると、早ければ6週間ほどのようです。とすると、雛が出るとしたら、来月の半ばかな? でも、初めて姿を見つけたのは偶然でしたから、そのときが抱卵開始とは言えません。 ♂は目立たない場所を定位置にしてくれたようです。 光の加減こそ違えども、いつも同じ構図。この時間帯は逆光なんです(^_^;)

続きを読む

なりかけウシガエル

ウシガエルのオタマジャクシは2年かけてカエルになるのだそうですが、そのなりかけの姿を初めて見ました。この時期だったら、普通に見られるのでしょうが、これまでそんな姿に気づきませんでした。 まだ尻尾が残る幼生。 こちらは小さいですが、ほぼ完成形になってました。 警戒心がとても強く、静かに近づかないと、すぐに逃げてしまいます。 親の姿は  → こちら

続きを読む

アオオビハエトリが捕えたものは…

クモがクモを捕えた場面に遭遇することが多くなりました。ハエトリグモはちゃんと撮っておきたいと思うようになったから、遭遇率もこのところ高くなっています。 この日のアオオビハエトリが捕まえていたのは、アリグモの♂でした。 食うか食われるかの生存競争が日常的に起きているんですね。

続きを読む

巨大なガガンボ

翅を開くと10センチほどもあろうかという、巨大なガガンボがいました。 ミカドガガンボというようです。 名前にふさわしい大きさでした。 「メンバラ&身近な自然」は、9年目に入ります。これからもよろしくお願いします。

続きを読む

思わずゾワゾワ~ッ

キビタキが鳴く森で、道なき道を歩いていた時に、初めて見る甲虫がいました。初めはコガネムシの仲間かと思ったのですが、調べてみたらシデムシの仲間でした。 シデムシといえば、ミミズの死骸に群がっていたりします。ヨツモンシデムシというお名前のようで……。 背中にクモの幼生がたかっているのかと拡大してみたら…… これはクモじゃなくて、ダニですよね。思わず背中がゾワゾワ~ッと……。 …

続きを読む